「HPVワクチンの正確な情報を1人でも多くの方に」 医師らが団体設立、CFで支援呼びかけ
毎日新聞
2020/10/9 16:44(最終更新 4/4 21:58)
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子宮頸(けい)がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)に関する情報発信を行っている一般社団法人「HPVについての情報を広く発信する会」(東京都千代田区、代表理事=稲葉可奈子医師)は、「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」(通称「みんパピ!」)を設立し、活動資金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。スタートした8月31日に目標額400万円を超え、9日午前0時現在で約1973万円が集まっている。副代表で米ボストン在住の医師・木下喬弘さん(35)は「性別や年代に関係なく、HPVに関する正確な情報を1人でも多くの方に知ってほしい」とさらなる支援を呼びかけている。
「子宮頸がんワクチン」とも呼ばれる「HPVワクチン」は国内で2013年4月に定期接種化されたが、副反応とみられる症状が報告され、同年6月に積極的勧奨が中止された。
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