ELLE girlさんでみんパピ!代表の稲葉医師がインタビューに答えました。
子宮頸がんに進行するまでの期間は数年〜数十年で、自覚症状もほぼないといわれています。がんになる手前で見つかればそれでいいというわけではなく、前がん病変を予防することも大切なことです。そして、その前がん病変にすらならないように予防するのがHPVワクチンです。
一時期報道されていた副反応については、HPVワクチンとの因果関係は確認されていません。もちろん、個別の症状に対しての治療は適切に行われるべきですが、他のワクチンと同様に安全性が確認されているワクチンと思っていただきたいです。
小学校6年~高校1年生の女性は、ワクチンを無料で接種することができます。無料で接種できるのは原則高校1年生の3月までです。ワクチンは全部で3回、4カ月〜半年かけて打つので、遅くとも高校1年生の方は11月中には1回目を打ってもらえたらと思います。