代表理事 稲葉 可奈子
医師・医学博士・産婦人科専門医
京都大学医学部卒業、東京大学大学院にて医学博士号を取得。大学病院や市中病院での研修を経て、現在は関東中央病院産婦人科勤務、四児の母。定期予防接種であるHPVワクチンの接種率低迷が続いていることを一産婦人科医として危惧し、HPVワクチンの情報を対象者へ届けることを求めるオンライン署名を立ち上げたり、予防医療普及協会顧問として子宮頸がん予防の啓発活動に携わっている。また、経済メディアNewsPicksのプロピッカーとして、他ジャンルの方々への正確な医学情報の発信に努めている。
副代表 木下 喬弘
医師・公衆衛生学修士(MPH)
2010年に大阪大学医学部を卒業後、大阪府内の救命救急センターを中心に医師として9 年間の臨床経験を積む。2019年にハーバード公衆衛生大学院に留学。在学中に取り組んだ日本のHPV ワクチンに関する医療政策研究と啓発活動が評価され、2020年度ハーバード公衆衛生大学院卒業賞(Gareth M. Green Award)を受賞。卒業後は米国で臨床研究に従事する傍ら、Twitter で幅広く科学に基づいた医療情報を発信している。
産婦人科チーム 宋 美玄
医師・医学博士・日本産婦人科学会専門医
2001年大阪大学医学部医学科卒業。その後産婦人科医として周産期医療センターを中心に勤務。2009年ロンドンのFetal Medicine Foundation に留学し胎児超音波、出生前検査を学ぶ。
二児の母となった後、丸の内の森レディースクリニックで女性ヘルスケア、妊婦・胎児診療に携わる。メディアやSNSでの情報発信も行っている。
産婦人科チーム 重見 大介
医師・医学博士・日本産科婦人科学会専門医・公衆衛生学修士
2010年日本医科大学卒業、東京大学大学院にて医学博士号を取得。これまで市中病院や大学病院などで産婦人科医として勤務してきた。現在は診療と並行して、遠隔健康医療相談「産婦人科オンライン」代表を務める。また、臨床疫学研究にも従事している。企業向けの子宮頸がんに関する講演会や、短大・大学生向けの女性の健康に関する講演会を通じて、HPVワクチンの情報を適切に知ってもらうための啓発活動も積極的に行っている。
産婦人科チーム 三ッ浪 真紀子
医師・日本産科婦人科学会専門医
ハーバード公衆衛生大学院リサーチフェロー。患者さんに寄り添った医療を提供することを目指して、日本で産婦人科医として勤務。多くの子宮頸がん患者の診療経験を持つ。ハーバード公衆衛生大学院では栄養と妊娠について研究中。
産婦人科チーム 高橋 孝幸
医師・医学博士・日本産科婦人科学会専門医・指導医
エンジニア•動画制作などクリエイティブ担当。大阪市立大学卒業後、慶應義塾大学大学院にて医学博士号を取得。患者さんに寄り沿った医療の提供に努めており、子宮頸がんやHPVワクチンに関する情報提供についても一般の方に向けて正確で優しい形の啓発に努めている。
小児科チーム 坂本 昌彦
医師・小児科専門医
2004年名古屋大学医学部卒業。現在佐久医療センター小児科医長。専門は小児救急。日本小児科学会小児救急委員、健やか親子21委員。現在日常診療の傍ら保護者の啓発と救急外来負担軽減を目的とした「教えて!ドクター」プロジェクト責任者を務める。同プロジェクトの無料アプリは約20万件ダウンロードされ、平成18年度キッズデザイン賞、グッドデザイン賞を受賞。Yahoo!個人オーサー。読売新聞医療コラム「ヨミドクター」、バズフィード等で啓発記事の執筆も行っている。
小児科チーム 今西 洋介
医師・新生児科医・小児科医
大阪大学大学院医学系社会医学講座公衆衛生学教室 エコチル調査室特任研究員。小児科学会専門医、周産期新生児学会専門医。2006年富山大学卒業。大阪大学公衆衛生学博士課程在籍。講談社モーニング連載コウノドリの漫画・ドラマの取材協力医師を務め、コウノドリ作中の新生児科医今橋貴之のモデルとなった。日本小児科学会健やか親子21委員。三姉妹の父、育休取得済み。yahoo外部オーサー、m3(エムスリー)外部執筆者として公衆衛生学の視点から周産期医療の現状について発信。
行動科学チーム 一宮 恵
公衆衛生学修士・戦略コンサルタント
ケイスリー株式会社医療・行動科学顧問。一般社団法人サステナヘルスプログラム・ディレクター。ジョンズ・ホプキンス公衆衛生大学院 社会行動科学科理学修士(公衆衛生)修了。大学卒業後、戦略コンサルタントとして医療・公共分野の政策検討や事業戦略策定に従事。米国研究機関にて、健康促進に関わる行動変容理論、介入デザインやプログラム評価の実践と研究に取り組む。政策・ビジネスへの行動科学応用を軸に、日本でも活動を展開。
行動科学チーム 渡邊 弘
戦略コンサルタント
弁護士。スタンフォード経営大学院(MBA)在学中。スタンフォードロースクール卒(LL.M)。ベンチャー企業から大企業まで幅広い領域において、コーポレートガバナンス、資金調達や新規事業の立ち上げ等の経験を有する。スタンフォード大学での経験を通じ、アントレプレナーシップやマーケティングに精通。また、ネットトラブルその他のIT法務にも明るい。
伴野 未沙
学生インターン
東京慈恵会医科大学在学中です。
公衆衛生・医療政策に関心を持ち、適切な医学情報の発信や、正しい医学情報を享受できる環境の重要性を知りました。
HPVワクチンの適切な情報提供に貢献するため、本活動にインターンとして参加させていただいています。
箕浦 理生
学生インターン
国際医療福祉大学医学部医学科在学中。
大学のHPVワクチンの授業で、世界と比較した時の日本での接種率の低さに衝撃を受けました。そして、高校生を始めとしたワクチンの効果の高い世代に接種の重要性を広める手助けをしたいと考え、インターンに応募しました。自身の経験を生かし、学びながら意見を提案していきたいです。
顧問弁護士 阿部・井窪・片山法律事務所
弁護士 佐藤 嵩一郎