これまでの啓発パンフレットとは異なり、『ワクチンの安全性』を詳しく説明したフライヤーを、みんパピ!が制作し無料で提供しています。
フライヤーの特徴について詳しくご紹介します。
YouTubeでも解説していますので、動画の説明はこちらを参照して頂ければ幸いです。
なお、フライヤーご希望の場合は、こちらのフライヤー申し込みフォーム(Googleフォーム)へご連絡お願い致します。全国の施設へ無料で送付致します。
また、以下のQRコードからもフライヤーの pdf をダウンロードすることが出来ます。
丁寧な説明が求められる『安全性』に重点をおいています
HPVワクチンについて一番よく聞かれる質問は『安全性』に関するもので、一番説明が必要なのも『安全性』についてです。
忙しい外来の合間にHPVワクチンの説明をされる先生方のご負担を軽減できればと、『説明補助フライヤー』を作成しました。
ワクチンの有効性については口頭でも説明しやすく、理解もされやすいのですが、保護者の方々には2013年の報道の印象が強く残っていらして『なんとなく不安』と思われてらっしゃる方が多いです。
不安を払拭するためには説明に時間をかけなくてはいけませんが、1人ひとりに時間を割くのは難しいのが現実です。
たとえば『副反応の報道があったワクチンですよね、、』などの質問があった場合に、『その後安全性が確認されているので大丈夫ですよ。詳しくはこちらを読んでみてくださいね。』と言葉を添えながらフライヤーを手渡していただくと、説明時間を短縮できます。
QRコードでみんパピ!HPへとべます
このフライヤーにはQRコードが付いています。
フライヤーに載せられる情報は限られていますが、QRコードでみんパピ!ホームページへとべますので、詳しく知りたい方にもご満足いただけます。
フライヤーに記載されている、みんパピ!のホームページを読み込むためのQRコードはこちらになります。
みんパピ!ホームページでは、安全性だけでなく、HPV感染症やHPVワクチンに関する情報全般を一般の方にも分かりやすく説明していますので、必要な情報を正確に知ることができます。

ハガキ大の厚紙で、母子手帳に挟めるサイズです
サイズはハガキ大でサッと手渡しやすく、母子手帳に挟めるサイズです。
母子手帳に挟めるため紛失されにくいですし、厚紙ですので、折りたたまれにくく、したがって捨てられにくいという利点もあります。
たとえば二種混合ワクチンやインフルエンザワクチンの予防接種の際に、『次の定期接種はHPVワクチンですね』と伝えながら母子手帳に挟んでお渡しいただくという活用法もあります。
話のきっかけに
外来で唐突にHPVワクチンの話題をきりだすのは難しいかと思いますが、定期予防接種対象年齢の方が受診した際に、『そういえばHPVワクチンは接種しましたか?まだだったらこれを読んでみてくださいね。』のように、話をきりだすきっかけとしてご活用いただくこともできます。
親しみやすいイラストでお子さんにも伝わるデザイン
イラストだけでも内容が理解できたり、フォントや色合いも読みやすく工夫していますので、保護者だけでなくお子さん自身にも興味を持っていただけると思います。
中学生はもう自分で理解して判断できる年齢ですし、ワクチンの意義をご本人が理解することも大事です。
自分自身のからだについて考えるきっかけになればとも期待しています。
どの科の医師でも、医療機関以外の方もご利用できます
HPVワクチンの定期予防接種対象年齢である小6~高1の方が普段受診するかかりつけ医は、小児科とは限らず、皮膚科、耳鼻科、整形外科、歯科などの場合もあると思います。
すでに信頼関係のあるかかりつけの先生からのご意見は保護者や子どもが最も信頼する情報源というデータもありますので1)、ぜひ多くの先生方にHPVワクチンの周知にご協力いただけますと幸いです。
また病院以外でも、たとえば薬局や学校でご利用いただくこともできます。
もちろんそれ以外の方も、ご希望ございましたらお気軽にお問い合わせください。
フライヤーは無料で送付致します
フライヤーは、ご活用いただける全国の施設へ無料で送付致します。
フライヤーご希望の場合は、こちらのフライヤー申し込みフォーム(Googleフォーム)へご連絡お願い致します。
また、画像からダウンロードする事も可能ですし、以下のボタンをクリックして頂くとPDFデータをダウンロードする事も出来ます。(ハガキサイズですが、A4での印刷も可能です。)
フライヤーのpdfのダウンロードはこちらからお願い致します。


執筆者 医師:坂本昌彦
執筆者 医師:稲葉可奈子
引用文献