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信濃毎日新聞さんに取り上げていただきました(2021/11/13)

CATEGORY:お知らせ・ニュース

投稿日時2021.11.14

更新日時2021.11.14

執筆者 医師:みんちゃん、パピちゃん

2021年11月12日、HPVワクチンの積極的勧奨再開が厚労省の審議会で了承されました。これを受け、信濃毎日新聞の朝刊に、みんパピ!の代表稲葉医師と小児科チームの坂本医師のコメントを取り上げていただきました。

坂本医師は、「教えて!ドクター」という子どもの病気とホームケア、病院受診の目安などを掲載したアプリの開発プロジェクトの責任者を務めています。(既に25万を超えるダウンロード数です)

坂本昌彦医師はインタビューの中で、

「(HPVワクチンの積極的勧奨再開は)子宮頸がん撲滅へ向けた大きな一歩で、ほっとしている。今後の課題はワクチンの認知度が低いこと。まずは法定接種の実施主体となる市町村が、HPVワクチンに関する正しい情報を積極的に住民に発信することが必要だ。」

「(若年層はワクチン関連の情報を学校の授業で取得したいーとの声が多いため)市町村は学校や教育行政と積極的に連携していくべきだ」

とコメントしています。

今回、勧奨再開に転じた背景には有効性を示す大規模な研究データが蓄積されてきたことが大きな要因となっています。昨年、167万人の女性を対象としてスウェーデンの調査では、17歳以前に接種した女性は発症リスクが88%低下したとする結果が発表され、注目を集めました。

みんパピ!代表の稲葉可奈子医師は、

「積極的勧奨が再開すれば接種を検討する人も増えるだろう。その際に、保護者や本人の不安に応える丁寧な情報発信が大切だ」

「(接種後に気になる症状が出た場合には)因果関係の有無にかかわらず、その症状が改善するよう寄り添って対応することが重要だ」

とコメントしました。