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HPVワクチンの種類について

CATEGORY:HPVワクチンについて知りたい方

投稿日時2020.08.13

更新日時2021.06.07

執筆者 医師:稲葉可奈子

みんちゃん

ねえねえパピちゃん。HPVワクチンって全部で何種類あるの?


パピちゃん

実は3種類のワクチンがあるんだよ。でも、今のところ日本で無料で打てるのは2種類だけだね。


本記事では、現在日本で承認されている3種類のHPVワクチンの違いについてわかりやすく解説します。

※ 専門的な表現も含まれていますので、分かりづらい表現がありましたら、以下の記事についてもご参照いたければ幸いです。

HPVワクチンにはいくつか種類があるの?

HPVワクチンには、

  • 2価
  • 4価
  • 9価

の3種類があります。

この『価』というのは、『何種類のHPV型の感染を予防できるか』という意味です。

  • 2価はHPV 16, 18
  • 4価はHPV 6, 11, 16, 18
  • 9価はHPV 6, 11, 16, 18, 31, 33, 45, 52, 58

の感染を予防することができます。

みんちゃん

へー。3種類のワクチンがあるんだね。効果や安全性にも違いがあるの?



HPVワクチンの種類によって効果に違いはあるの?

2価で予防できるのは、子宮頸がんの原因として最もハイリスクのHPV 16, 18で、子宮頸がんの約6~7割を予防できます。

4価は、2価に加えて、尖圭コンジローマの原因となるHPV 6, 11型の感染を予防できます。

9価は、4価に加えて、子宮頸がんの原因となりうるHPV型をさらに5種類予防できるため、子宮頸がんの約9割を予防できるといわれています。

HPVワクチンの種類によって安全性に違いはあるの?

HPVワクチンの3種類とも、安全性を確認された上で承認されており、また、世界中で使用されています。

9価は日本では承認されたばかりですが、2価、4価については、報告されている有害事象に差はありません。

HPVワクチンの種類によって価格に違いはあるの?

2価と4価は、定期予防接種でうつことができ、定期予防接種であればほとんどの自治体で無料で接種できます。

定期予防接種の対象外で自費で接種する場合も、2価と4価は同じ価格で、3回合計で約5~6万円です。

9価は2020年7月に承認されたばかりでまだ価格は決まっておらず、定期予防接種で打てるようになるかどうかもまだわかりません。

何種類のHPV型を予防できるかで、3種類のHPVワクチンがあります。多くのHPV型の感染を予防できる方が、病気の予防効果は大きいです。

みんちゃん

HPVワクチンって種類が3つあって、数字が大きいほど効果が大きいんだね!


パピちゃん

そうだね。早く9価のHPVワクチンも無料で打てるようになればいいね。



執筆者 医師:稲葉 可奈子

稲葉 可菜子

 

引用文献

HPV ヒトパピローマウイルス 種類