子宮頸がん検診って皆どこで受けているの?いくらくらいかかるのかな?
市町村が行っている子宮がん検診は検診施設や医療機関で500円から1000円くらいで受けることができるよ。
子宮頸がん検診は20歳以上の女性が2年に1回受診することが推奨されており、お住いの市町村が中心となって実施されています。
» 子宮頸がん検診はいつから、どんな間隔で受ければ良いの?
子宮頸がん検診はどこで受けられるのか、どこで情報が得られるのか、そして、費用はどれくらいかかるのか説明していきます。
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子宮頸がん検診が受けられる場所は?費用はどのくらい?
子宮頸がん検診は市町村が連携している検診センターや医療機関で受けることができます。
お知らせ・クーポンが届くこともありますが、お知らせがない場合もホームページで受診できる医療機関、公費補助の受け方などが公開されていることが多く、不明なことがあればお住いの市町村のがん検診の担当部署に問い合わせてみましょう。
費用は自治体により異なりますが、自己負担は約500円-1000円程度になります。
ある対象年齢の方(20歳、40歳など)は無料としている自治体も多いです。
職場検診、人間ドックの婦人科検診との違い
職場検診、人間ドックでも、婦人科検診として同じ内容の検査(子宮頸部細胞診)を受けることができます。人間ドックでは頸部細胞診検査:数千円程度が相場のようです。
子宮頸がん検診は医療機関や検診センターで受けられて、わからないことがあれば自治体に聞けばいいんだね。
子宮頸がん検診と子宮がん検診のちがい
子宮がん検診と呼ばれる場合も、基本的に“子宮頸がん”をターゲットにした検診で、子宮がん検診≒子宮頸がん検診であることがほとんどです。
子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんがあり、子宮体がんは子宮の奥側にできるがんで、子宮頸がんとは別の病気になります。
子宮体がんに対する検査が検診に含まれていることもありますが、不正出血を認めるなど、医師が必要と判断した場合に検査を行うことが多いです。
出血などの症状がある場合は子宮頸がん検診を待たずに産婦人科を受診しましょう
月経ではない時期の継続する出血やおりものの変化などを症状がある場合は、次の検診を待たずに産婦人科を受診してください。 細胞診検査を病院で行った場合は、保険診療の自己負担分を支払うことになります。
不正出血など症状があったら検診を待たずに早めに病院に行った方がいいんだね!
執筆者 医師:三ッ浪真紀子