youtube twitter instagram facebook

TOP > Q&A

Q&A

1. 引き起こされる病気について

QHPV(ヒトパピローマウイルス)ってなんですか?

A

HPV(ヒトパピローマウイルス)は主に性交渉によってうつるウイルスで、性器やその周辺に感染します。性交渉の経験のある女性のおよそ8割が、生涯で一度はHPVに感染するといわれています。つまり、男女ともに誰でも感染するリスクがあるウイルスです。HPVは女性に特有の子宮頸がんだけでなく、男性に多い中咽頭がん、その他にも肛門がん、腟がん、外陰がん、陰茎がん、尖圭コンジローマなど様々な病気の原因になることが知られています。詳しくはこちらをご覧ください。
» HPV(ヒトパピローマウイルス)って、なに?

QハイリスクHPV・ローリスクHPVってなんですか?

A

HPVには、全部で200以上の種類があります。子宮頸がんなどの「がん」の原因になるものをハイリスクHPV、尖圭コンジローマなど「がん以外の病気」の原因になるものをローリスクHPVと呼びます。例えば、16・18型の2つのHPVは子宮頸がんの原因の約6-7割を占めるとされており、ハイリスクHPVに分類されます。一方、6・11型は尖圭コンジローマの原因として有名で、代表的なローリスクHPVです。詳しくはこちらをご覧ください。
» HPV(ヒトパピローマウイルス)って、なに?

2. 子宮頸がんについて

Q子宮頸がんとはどのような病気ですか?

A

子宮の入り口にできるがんで、ほとんどはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因です。20~40代に患者さんが多く、若くして子宮を失うことになったり、命を落としかねない病気ですが、HPVワクチンの接種と子宮頸がん検診によりほぼ予防することができます。詳しくはこちらをご覧ください。
» HPVと子宮頸がんはどのような関係があるの?

Q子宮頸がんの原因は何ですか?

A

子宮頸がんの95%以上はHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因です。HPV 16・18型が子宮頸がんの原因として最も多く、約6~7割を占めますが、HPVワクチンによりそのHPV 16・18型の感染を予防することができます。詳しくはこちらをご覧ください。
» HPVと子宮頸がんはどのような関係があるの?

3. HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて

QHPVワクチンってなんですか?

A

HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、「子宮頸がんワクチン」と呼ばれることもありますが、正確には「HPVの感染を予防するワクチン」です。HPVワクチンを接種することで、HPV に対する「抗体」が体内でつくられて、HPVの感染を防ぎ、結果として子宮頸がんなどHPVと関係のあるがんの発症リスクを低下できるのです。詳しくはこちらをご覧ください。
» HPVと子宮頸がんはどのような関係があるの?

QHPVワクチンに子宮頸がんの予防効果がないというのは本当ですか?

A

いいえ、HPVワクチンによる子宮頸がん予防効果はきちんとした研究によって確かめられています。2020年10月に海外から報告された研究では、4価のHPVワクチンを接種することで子宮頸がんの発症リスクが約1/3になることがわかりました。加えて、17歳以下で接種することにより発症リスクは約1/10まで下がることも確かめられています。詳しくはこちらをご覧ください。
» 4価のHPVワクチンが子宮頸がんを予防するという研究結果が発表されました

QHPVワクチンは危険なワクチンなのでしょうか?

A

HPVワクチンはこれまで世界で約8億回接種されている安全なワクチンで、他のワクチンに比べて特別に重い副反応(ワクチンによる副作用)が起こりやすいわけではないことが確認されています。 HPVワクチンを接種した後に起こりうる症状としては、痛みや腫れが中心で、稀に注射の痛みによる一過性の失神(迷走神経反射といいます)などがみられます。失神などを含めた重篤な有害事象(ワクチンが原因でないものも含む)の発生率は1万人あたり5人で、そのうち約9割は回復しています。子宮頸がんは1万人あたり132人に発症するとされており、そのうち約9割は子宮の摘出など侵襲の高い治療が必要なことから、HPVワクチンのメリットはデメリットを上回ると考えられます。詳しくはこちらをご覧ください。
» HPVワクチンの安全性は数多くの研究で確かめられています

QHPVワクチンの種類について教えてください。

A

HPVワクチンには、「何種類のHPV型の感染を予防できるか」によって2価、4価、9価の3種類があります。それぞれの数字の数だけ、複数の型のHPV感染を予防できます。つまり、9価では最も多くの種類のHPV感染に対して予防効果を持ちます。3種類とも、安全性を確認された上で日本でも承認されており、世界中でも広く使用されています。詳しくはこちらをご覧ください。
» HPVワクチンの種類について

QHPVワクチンは無料で接種できますか?

A

小6~高1の女子は定期予防接種の対象なので、HPVワクチンを無料で接種できます。 ただし、無料で接種できるのは高1の3月までなので、全3回を無料で接種するために、初回を高1の9月中(遅くとも11月中までに)に接種しましょう。詳しくはこちらをご覧ください。
» ワクチン接種を決めたあなたへ
» 高校1年生の9月末までに接種を始めれば、HPVワクチンは全額無料になります
» 今年高1のみなさまへ|11月中にHPVワクチン1回目をうてば間に合います!

4. 男の子へのHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン接種について

Q男の子でもHPVワクチンを接種した方がよいのでしょうか?

A

HPVは、子宮頸がんだけなく、咽頭(のど)、外陰部、腟、陰茎、肛門にできるがんの原因となる事が知られています。咽頭がんの中でも中咽頭がんの発生に大きく関わっていて。このがんは男性に多くできやすいです。 また、陰茎に「できもの」ができる、尖圭コンジローマという性感染症はその原因の9割がHPVと言われています。男の子にHPVワクチンを接種する事で、将来中咽頭がんや尖圭コンジローマの発症を防ぎます。男性のHPVワクチン接種はパートナーの女性を守るだけでなく、男性自身のがんから身を守る効果もあるのです。 詳しくはこちらをご覧ください。
» HPVワクチンについて男の子とその保護者の方に知ってほしいこと

Q中咽頭がんとはどのような病気ですか?

A

中咽頭とは「のど」の一部のことです。HPVに関するがんができやすいのは、中咽頭の中でも主に口蓋扁桃(いわゆる扁桃腺)と舌根(舌の付け根)と言われています。日本人の約5%が咽頭にHPVが感染しているといわれています。また、中咽頭がんの中でHPVが関係しているものは、日本で約半数、アメリカで約7割とされています。HPVと関係がある中咽頭がんの9割弱は16型のHPVが原因とされていて、これは2価・4価・9価全てのワクチンで予防可能です。可能であれば感染してしまう前にワクチンで予防する事が得策です。 詳しくはこちらをご覧ください。
» HPV(ヒトパピローマウイルス)で引き起こされる「中咽頭がん」ってどんな病気?

Q定期的に子宮頸がん検診を受けていれば子宮頸がんにならないのですか?

A

子宮頸がん検診は子宮頸がん、もしくは子宮頸がんの前段階である子宮頸部異形成を早期に発見することを目的(二次予防)にしており、病気になることを防げるわけではありません。病気が早期に発見できた場合も、定期的に検査を行ったり、場合によっては手術が必要になることもあります。子宮頸がんにならないためには、HPVワクチンでHPVに感染すること自体を予防する(一次予防)ことが大切になります。詳しくはこちらをご覧ください。
» 子宮頸がん検診を通じた子宮頸がんの早期発見に加えて、ワクチンによる予防も必要な理由とは?

QHPVワクチンを接種すれば子宮頸がん検診は必要ないのでしょうか?

A

HPVワクチンを接種しても子宮頸がん検診は必要です。2価・4価のHPVワクチンは子宮頸がんの原因となるHPVのうちの約6-7割、9価のHPVワクチンは約9割防ぐことができるとされていますが、100%ではありません。HPVワクチン接種と子宮頸がん検診を組み合わせることが、子宮頸がんの予防に最も効果的です。詳しくはこちらをご覧ください。
» HPVワクチンを接種しても検診が必要なのはなぜ?【ワクチンと検診を組み合わせた方が良い理由】

5. HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの接種方法について

QHPVワクチンはいつ接種すればよいのでしょうか?

A

HPVワクチンにはいくつか種類があります。このうち2価ワクチン(商品名:サーバリックス)、4価ワクチン(商品名:ガーダシル)は定期接種として、小学6年生から高校1年生の女子(高校1年生の3月31日まで)は無料で接種できます。接種スケジュールは、2価ワクチンは全3回(初回、1か月後、6か月後)、4価ワクチンは全3回(初回、2か月後、6か月後)になります。いずれも全3回打ち終えるのに6か月かかるので、全部定期接種として無料で打ち終えるには高1の9月までに接種を始める必要があります。ただし、やむを得ない場合には4か月で接種を完了する方法もあります。詳しくはこちらをご覧ください。
» 今年高1のみなさまへ|11月中にHPVワクチン1回目をうてば間に合います!

QHPVワクチンの予約の段取りを教えてください。

A

まず、予診票がお手元に届いていない方は、自治体ホームページでHPVワクチンの予診票の受け取り方を確認してください。そのうえで医療機関に電話をし、接種申し込みをしましょう。当日は医療機関から指示された書類(予診票、母子健康手帳、健康保険証等)を持参し、受診してください。なお受診時に37.5℃以上の発熱があったり、急性疾患で症状が強い場合には接種できませんが、軽い風邪程度であれば、医師の判断で接種可能なことも多いです。詳しくはこちらをご覧ください。
» ワクチン接種を決めたあなたへ

QHPVワクチンを接種する時に気をつけることはありますか?

A

HPVワクチンに限らず、全てのワクチンは接種後にアレルギー反応を起こす可能性があります。また一時的に『血管迷走神経反射』が起こることもあります。これは、注射の痛みや不安などの精神的な動揺が原因で立ちくらみや失神等を起こすことです。もともと注射が苦手だったり不安が強い場合には横になって接種も可能です。接種後30分は院内でソファなどで休んで待機し、当日は激しい運動は避けてください。入浴を避ける必要はなく、普段通りで構いません。
» ワクチン接種を決めたあなたへ

youtube twitter instagram facebook